【夜間断乳】夜間授乳の間隔|ネントレは夜間断乳しなくちゃいけないの?
「夜泣きが酷いので夜間断乳をしたい」
「夜間泣いて起きるたびに授乳してるけど、夜間の授乳間隔がわからない」
というお話をよく見聞きしたり、ご相談されることがあります。
今回は、夜間断乳と夜間授乳の間隔についてお話します。
夜間断乳とは
卒乳、断乳など色々な言葉がありますが、
一般的には上記の区分けがされています。
何事もメリット・デメリットがありますので、夜間断乳が必要な場合は専門家に相談しつつ親子に合ったペースでチャレンジを。
夜泣きと夜間断乳の関係性
「夜泣きが酷いから夜間断乳にチャレンジする」
という話をネットやSNSなどで見たことがある方もいらっしゃるかも知れませんが、夜間断乳=夜泣き改善とは限りません。
夜間断乳で夜泣き改善が見込めるのは、おっぱいがないと二度寝できなかったり、おっぱいがないことに気づいて起きてしまう習慣になっていたり、授乳と寝ることが関連づいている場合です。
浅い眠りで起きてしまったり、些細なことで夜間ふと起きてしまったときに、おっぱいが無くても違う方法で寝つけるようにすることで睡眠改善に繋がると考えます。
そして、夜間断乳の失敗談でよくあるのは、「夜間断乳をしておっぱいが無くても寝れるようになったけど、おっぱいの代わりに抱っこで寝かしつけるようにしたら、今度は抱っこでの寝かしつけが辛い」というもの。
この場合、おっぱいで寝る癖から抱っこで寝る癖に上書きしたことになってしまうので、結果的に保護者の負担は残ったままだったり、最悪もっと負担が増える結果になってしまうことも。
大事なポイントは、寝つくときにどうやって寝ついたかがポイントになってきます。
夜間授乳の間隔
夜間授乳の目安
月齢 | 夜間授乳回数 | 夜間授乳間隔 |
0〜3週 | 飲みたいだけ(母乳) | 1〜2時間 |
1〜3ヶ月 | 2〜3回 | 2〜3時間 |
3〜6ヶ月 | 1〜2回 | 3時間以上 |
6〜9ヶ月 | 1回(自然と0回になる子も) | 3時間以上 |
9ヶ月〜 | 0〜1回(保護者の方針による) | 3時間以上 |
出典:CISA
夜間授乳回数、夜間の授乳間隔に不安がある場合は、上記表の回数や時間を目安に。(表の数字より回数が必要な子もいれば、間隔が短い子・長い子もいるのであくまで目安です)
基本的な考え方としては、起きて活動している日中より、寝床に横になっている夜間の方がお腹が空くとは考えにくいので、夜間の授乳間隔>日中の授乳間隔で判断を。
例)日中の授乳間隔が5時間で、夜間の授乳間隔が2時間の場合、空腹ではなく別の要因で起きている可能性が考えられます。
大事なこと|親子のタイミングとペース
夜間断乳、夜間授乳の間隔についてお話しましたが、何より1番大事なのは親子のタイミングとペースだと考えます。
お子さんの月齢や様子、抱えている睡眠問題の要因、保護者の考えや気持ちなど、親子それぞれのタイミングやペースによって目標とするゴールは違ってきます。
ゴールが違えば、必要とする選択肢も選択も変わってきます。
親子それぞれに合う選択ができるよう応援しています。
●夜泣きに悩んでいる
●授乳以外の寝かしつけに移行したい
など、お子さんの睡眠でお悩みの場合は、お気軽にご相談ください
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