blog

blog

女性に抱かれている赤ちゃん

【夜間断乳】夜間授乳の間隔|ネントレは夜間断乳しなくちゃいけないの?

「夜泣きが酷いので夜間断乳をしたい」

「夜間泣いて起きるたびに授乳してるけど、夜間の授乳間隔がわからない」

というお話をよく見聞きしたり、ご相談されることがあります。

今回は、夜間断乳と夜間授乳の間隔についてお話します。

夜間断乳とは

卒乳、断乳など色々な言葉がありますが、

  • 卒乳:子供のタイミングで授乳が無くなること
  • 断乳:保護者のタイミングで授乳を無くすこと
  • 夜間授乳:就寝後〜起床の間の授乳
  • 夜間断乳:就寝後〜起床の間は授乳をやめ、日中などは授乳を残すこと

一般的には上記の区分けがされています。

夜間断乳で大事なこと
  • 1日に必要な栄養を日中に摂取できている
  • 体重の指導をされていない
  • 母乳以外の水分補給ができている
  • 急な断乳はおっぱいトラブルに繋がるため注意が必要
  • 夜間の授乳をやめることによって、母乳分泌が低下するママもいるため、就寝前に搾乳をする選択肢も

何事もメリット・デメリットがありますので、夜間断乳が必要な場合は専門家に相談しつつ親子に合ったペースでチャレンジを。

夜泣きと夜間断乳の関係性

「夜泣きが酷いから夜間断乳にチャレンジする」

という話をネットやSNSなどで見たことがある方もいらっしゃるかも知れませんが、夜間断乳=夜泣き改善とは限りません。

夜間断乳で夜泣き改善が見込めるのは、おっぱいがないと二度寝できなかったり、おっぱいがないことに気づいて起きてしまう習慣になっていたり、授乳と寝ることが関連づいている場合です。

浅い眠りで起きてしまったり、些細なことで夜間ふと起きてしまったときに、おっぱいが無くても違う方法で寝つけるようにすることで睡眠改善に繋がると考えます。

そして、夜間断乳の失敗談でよくあるのは、「夜間断乳をしておっぱいが無くても寝れるようになったけど、おっぱいの代わりに抱っこで寝かしつけるようにしたら、今度は抱っこでの寝かしつけが辛い」というもの。

この場合、おっぱいで寝る癖から抱っこで寝る癖に上書きしたことになってしまうので、結果的に保護者の負担は残ったままだったり、最悪もっと負担が増える結果になってしまうことも。

大事なポイントは、寝つくときにどうやって寝ついたかがポイントになってきます。

夜間授乳の間隔

夜間授乳の目安

月齢夜間授乳回数夜間授乳間隔
0〜3週飲みたいだけ(母乳)1〜2時間
1〜3ヶ月2〜3回2〜3時間
3〜6ヶ月1〜2回3時間以上
6〜9ヶ月1回(自然と0回になる子も)3時間以上
9ヶ月〜0〜1回(保護者の方針による)3時間以上

出典:CISA

夜間授乳回数、夜間の授乳間隔に不安がある場合は、上記表の回数や時間を目安に。(表の数字より回数が必要な子もいれば、間隔が短い子・長い子もいるのであくまで目安です)

基本的な考え方としては、起きて活動している日中より、寝床に横になっている夜間の方がお腹が空くとは考えにくいので、夜間の授乳間隔>日中の授乳間隔で判断を。

例)日中の授乳間隔が5時間で、夜間の授乳間隔が2時間の場合、空腹ではなく別の要因で起きている可能性が考えられます。

大事なこと|親子のタイミングとペース

夜間断乳、夜間授乳の間隔についてお話しましたが、何より1番大事なのは親子のタイミングとペースだと考えます。

お子さんの月齢や様子、抱えている睡眠問題の要因、保護者の考えや気持ちなど、親子それぞれのタイミングやペースによって目標とするゴールは違ってきます。

ゴールが違えば、必要とする選択肢も選択も変わってきます。

親子それぞれに合う選択ができるよう応援しています。

●夜泣きに悩んでいる

●授乳以外の寝かしつけに移行したい

など、お子さんの睡眠でお悩みの場合は、お気軽にご相談ください

記事一覧

赤ちゃんのねんね相談®️ー夜泣き相談ー

●赤ちゃんのねんね相談 代表 ●NPO法人 赤ちゃんの眠り研究所 乳幼児睡眠アドバイザー ●子供心理カウンセラー

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。