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Q主人が完全遮光に懐疑的な部分があり、動物として不自然ではないか、悪影響はないのか、何歳からやめられるのかを気にしています|遮光|メラトニン|睡眠と光の関係

ご質問ありがとうございます!

あれこれ夜泣き以外のこともツイートしているアカウントですが、お付き合いいただきありがとうございます🙇‍♀️✨

最初にお伝えしておきます。

今回すごく長文です!

ここ数年でご夫婦でのZOOM参加が増えてきましたが、ご夫婦で意見が分かれてしまうことも少なくないですが、揉める議題の1つに「遮光」があります😇

まだ主な養育者がママであることが多く、ママは育休中だけど、パパは育休が取れずにお仕事というご家庭は少なくないと想像します。

そうなると、

⚫︎赤ちゃんの睡眠情報をあれこれ調べて、遮光の大事さがわかっているママ

⚫︎完全遮光されてしまうと、起床時の起きにくさや、倦怠感を感じたまま出勤するパパ

前者と後者で「遮光についてどこまでやるか」を揉めてしまうことがあるのは自然なことかなと思います。


✅そもそもなぜ、赤ちゃんの睡眠関連の本には、遮光、遮光、遮光書いてあるのか?

それは、睡眠に大事な「体内時計」と「メラトニン」が関係してくるからです。

体内時計の仕組みとして、

体内時計は朝、目に強い光が入ることでリセットされます。

✅体内時計がリセットされるとは?

地球が24時間周期なのに対して、ヒトの体内時計は24時間より長めなので、本来であればどんどん後ろにずれてしまうはずですよね。

✅じゃあ、なんで体内時計はどんどんずれていかないのか?

体内時計は朝、目に強い光が入ることで短くなる性質があります。

朝、目に強い光が入る→体内時計が短くなる→地球の24時間周期に近づく=体内時計がリセットされるという表現がされています。

上記の仕組みから、

「起床後や午前中に日差しを浴びましょう」が推奨されています。


次に、

✅眠気を促すホルモンであるメラトニンですが、

・朝、目に光が入ってそこから12時間後ごろにメラトニンが分泌される(大人は14〜16時間後)

・メラトニンは強い光で分泌が抑制されてしまう

上記の性質があるため、

⚫︎夜早く寝て欲しいなら、朝早く起こす、いわゆる早起き早寝が推奨(早寝早起きではなく、早起き早寝)

⚫︎子どもの就寝1時間が前ぐらいから「明る過ぎない」環境で過ごし、就寝〜起床までは「真っ暗」な寝室が推奨

とされています。

上記の理由から、お子さまの生活リズムに則した明暗の調節ができることが理想的であるため、その手段の1つとして「遮光」があると考えます。

上記以外の理由としては、赤ちゃんは大人よりも水晶体が透き通っており、光の影響を受けやすい面があるため、大人基準ではなく、赤ちゃん目線で光環境を考えていく必要はあると思います。(青や白い光ではなく夕方以降は暖色系にするなど)


>動物として不自然ではないか

今の日本の光環境が、本来はヒト(生き物)として不自然であると考えます。

本来であれば、日が沈めば真っ暗になるはずが、夜になってもあちこち光がある環境で、これは赤ちゃんだけでなく、人間そのものの睡眠に影響はあると考えます。

なので、本来の自然な環境にするために、日中は明るく夜暗い環境を作るために遮光を用いるのは不自然なことではないと考えます。

>悪影響はないのか

例えば、

・昼夜問わず遮光で真っ暗

などの、明暗がない状態であれば悪影響であると考えます。

あとは、昼寝を真っ暗な部屋でさせることで長時間寝続けてしまい、結果的に夜間の睡眠に影響してしまうケースもあるため、遮光のメリットデメリットや必要性を考えた上で導入することが望ましいと考えます。

>何歳からやめられるのか

大人でも真っ暗じゃないと寝つけない人もいるように、真っ暗なまま寝続けるお子さまもいれば、脳の発達に伴い「暗い=怖い」が始まると、真っ暗では寝にくくなるお子さまがいます。(個人差はありますが、早い子で2歳以降。うちの子は4歳からでした)

個人差も絡んでくるため、遮光をしなくてもいい年齢を具体的に提示はできないのですが、一般的には、体内時計がほぼ成熟する2歳ごろになると、遮光が甘くても起床時間までは寝てくれるお子さまが出てくる傾向があったり、睡眠がほぼ大人に近づく3〜5歳ごろになると起床時間になっても起きない子も出てくるため(それはそれで困っちゃうんですが)、お子さまの体内時計や睡眠が発達したタイミングで、きっちり遮光を卒業していくのもありと考えます。

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赤ちゃんのねんね相談

⚫︎赤ちゃんのねんね相談 代表 ⚫︎NPO法人 赤ちゃんの眠り研究所 乳幼児睡眠アドバイザー ⚫︎一般社団法人 日本睡眠改善協議会 睡眠改善インストラクター

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